DFF/FF10 それでも、俺は 「ごめん」 それは、何に対しての謝罪だったのか。 今にもくしゃりと歪んでしまいそうな顔で笑うティーダの傷を魔法で癒しながら、スコールは奥歯を噛み締めた。――――――「憐れな子……還る場所もないのに、大切なものを持っても辛くなるだけでしょう?... 2013.06.12 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 言えるわけないだろ 「バッツ、ちょっといいか」「おー、どした?」「この前行った歪の件なんだが」「…………むー」「どうした? そんな顔して。腹でも減ったのか?」 椅子に逆向きに座り、背もたれの上に顎を置いて何やら不満げな表情をしているティーダ。拗ねた子供のような... 2013.04.10 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 Let’s Communication! 「うおりゃあああ!!」 ティーダが声を上げながら敵に思い切りボールを投げつける。 ガードが崩れひるんだ隙にスコールが一気に距離を詰め切り伏せた。「ナイス!」 笑って拳を向けてくるので、スコールは少し顔をそらしてコツンと拳をぶつけた。「スコー... 2013.02.23 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 Salty 「あ゙あ゙あ゙あ゙っ……ぢぃーーー」 ソファでごろごろしながらティーダが唸る。外は日差しが強く、夏真っ盛り。暑くて当然である。といっても今は九月なのだが、この日はうだるような暑い日になっていた。「こら、まだ途中だろ」「クーラー壊れてるなんて... 2012.09.02 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 期間限定なので【R18】 ※後天的女体化ネタです コスモス陣営は今日も平和だった。「…………スコール」「…………」「……あのさぁ」「なんだ」「いつまでそうやっておっぱい揉んでる気だっつってんだよ!! 馬鹿あああああああ!!」「誰が馬鹿だ」(もみもみ) 平和だった。―... 2012.06.14 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 平行線上の君 自分の事を一番理解しているのは、果たして自分なのだろうか。 こんなことを思ってしまう程度に、俺は俺を理解していない。「よーし次行くぞーティーダ! 敵に囲まれた場合その1ー!」「ちょ、ちょっと待、わーっ! 何で今日は俺ばっかり!!」「この前の... 2012.05.20 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 オアイコ? ただ、つい、苛々してしまって。 つい、言ってしまったんだ。 その日の朝はいやな夢に起こされた。 いやな夢と言っても内容は全く覚えていない。 ただ、元の世界に関するもの……だった気がする。 夢の内容はさておいても、不快感に包まれた目覚めは最悪... 2011.06.26 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 そういうお年頃【R18】 自覚は、あった。否、正しくは予感だ。 好きだと気付いてしまって、もしも付き合うようなことになれば、こうなるだろうと。 分かっていたはずなのに「すっこーるーーーーーー!!!!」(……どうして、こうなるんだ) 漏れかけたため息を飲み込んで後ろか... 2011.04.02 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 Voice 激しい情交をした次の日というのは、どんなに朝が強い人間でも辛いものだ。 普段から朝早く起きてランニングなどをしているティーダであってもそれは例外ではなく。 むしろこういう日は寝起きが悪かったりするのだ。「………………」 今日は二人とも非番だ... 2010.08.08 DFF/FF10スコール×ティーダ
DFF/FF10 十七歳 「ティーダ」「うん? 何スかスコール……」 腕の中でうとうとと夢の世界へ入りかけていたティーダが、少し舌足らずなしゃべり方で返事をした。 同年代とは思えないくらい(単に自分が老けていると言われるだけかもしれないが)幼さを残す彼はコスモス達の... 2010.02.27 DFF/FF10スコール×ティーダ