その他(10受中心)

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ラブホに行こう!【R18】

ああ、なんでこんなことに。とフリオニールは心の中で頭を抱えた。 人通りの少ない夜道をティーダはすいすいと進んでいく。そのティーダに手を引かれながら、否応なく緊張してくる自分に軽くため息をついた。 そもそもの始まりは今日の放課後――。――――...
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禁じられた遊び【R18】

その日は、普段から試合が無くても取材などで引っ張りだこのジェクトが完全にオフの日だった。 ティーダのスクールも休みで、であればと母親が家族で出かけようと言ったのがきっかけ。 未だに反抗期真盛りで、少々渋るティーダを連れ、三人は大型ショッピン...
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Don’t say!【R18】

『ベッド行く?』 そう聞かれて、ティーダは拒否できなかった。 告白されて、自分の気持ちに気付いてからというもの、ずっとヴァンに触れるのを自制してきた。そんな胸の内をとうとう本人にも言ってしまったのだ。『本当は触れ合いたくて仕方なかった』とい...
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Don’t touch!

「ヴァンくん」「ん? 何?」「TPOって知ってる?」「えーーっと、時と場所と場合に応じてなんとかかんとか」「知ってんなら弁えろっつってんだろバカー!!」「……お前らうるさい」 現在、ティーダ達のいる場所は学校、時は昼休み。放送部が流している...
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大人であるということ

ふと、目が覚めた。「……んー」 何かに緊張しているとか催したとかそういうものではなく、自然と起きてしまった。 窓から見える空はまだ暗いけど、星の位置から夜明けが近いことを知る。長く旅をしていたからか、空を見て時間を知る術は、記憶ではなく体に...
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大人って

正直なところ、もうどんなことが起こっても、皆多少のことでは驚かなくなっていた。「どうしたものか……」「むしろ戦力的にはアップじゃないッスか?」 とは言え、予想外の事態であることに変わりはなくリーダーは眉根を寄せた。けれどティーダの気楽な言葉...
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10祭り2012:一日だけ延長戦

例えばの話さ カーテン越しの柔らかい光で意識が浮上する。 「もうちょっと寝てたら?」 という布団の誘惑を断ち切り、ゆっくりと体を起した。「ふあぁぁぁ……」 大きく伸びをすると全身に力が行き渡っていく。さあ、今日も頑張ろう。「おーやーじー! ...
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10祭り2012:祭りの終わり

永遠と終わり(祈り子)「この世界は、どうだった?」「楽しかったッスよ。すっげぇ楽しかった」 最終決戦を目前に控えた夜。悲しいほどに澄み渡った泉に足をつけ、水面に写る月や星を揺らめかせるティーダは笑ってそう言った。「……ごめんね」「なんで?」...
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10祭り2012:カオス編

ガーさんの場合 普段から協調性やら仲間意識やらが皆無で(そもそもそんなものは必要としてないが)自分勝手、自由気ままにコスモス達との闘争を楽しんでいるカオス軍ではあるが、今回のことには 流石のガーランドも頭を抱えざるを得ないらしい。「なにがど...
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10祭り2012:012組編

ひとときの休息(召10) これが僥倖なのか、不幸なのかはわからないけれど。 少なくとも、今はただ嬉しかった。「オヤジー! 勝負しろ勝負!」「んだぁ? また来たのかよ。こりねぇやつだな。またぴーぴー泣くぞ」「うっせー! とっとと構えろよ! コ...