FF14

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04.Il ne faut pas réveiller le chat qui dort.

銀色だ、と思った。 あの日の少年とよく似たその色が目の前に現れた時。 ハルドメルは今までとは全く違う日常が始まるのだと、無意識のうちに感じていた。* * *「今日からハルも一年生ね! なんだか私までうきうきしちゃうわ!」「はは、お前の方がハ...
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Link,Bring,Ringing【R18】

2024年にコピー本として出したはるしゅふぁんifルートのその後のお話。二人の初めての夜。紙の本もこだわりましたのでよろしくお願いします!
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03.À bon vin point d’enseigne

編入試験は、一週間程度で結果が出る。事前にそう聞いていたハルドメルは、両親の昔馴染みの家に下宿という形で滞在することになった。両親は仕事のために外に出ている。 入学となれば色々と物入りだ。一人娘の決断を喜ぶ両親は、貯蓄はあっても今まで以上に...
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02.L’endroit dont je rêvais

ハルドメルが自ら学校に行きたいと言い出し、両親は大層喜んだ。 聞き分けが良く、家業の手伝いも積極的にやる自慢の娘だが、友達を作れない――作ることを諦め気味だった彼女を二人は心配していたのだ。 度々学校の話はしても、決まって自分達と旅をするの...
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01.Prologue

「戦神ハルオーネの御前にて、誇りをかけて戦うことを誓う!」「我らの武、どうかご照覧あれ!」 他国との交流が薄く、鎖国していると揶揄される皇国イシュガルド。 齢十歳の少女は行商人である両親とともにその国に入り、偶然行われていた皇国立イシュガル...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

49.親友

久方ぶりに訪れた親友の眠るクルザスの地は、相も変わらず純白の雪に覆われている。 それでも折を見て訪れる時晴れ間が多いのは、いつもの笑顔で彼が歓迎してくれているようで嬉しかった。「久しぶり、我が友」 ふふ、と笑って語りかける。ギラバニアに旅立...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

48.幕間:英雄になれなかった男

薄暗い牢は少し黴臭い。ないよりマシという程度の粗末な布の上に転がって、男はぼうと天井を見ていた。 捕えられた以上、もう先などない。終わるならさっさと終わってしまえ。そう思いながらも所詮小心者であるこの身は、腹の底で未だ恐怖に怯えている。 天...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

47.故郷への旅路

「うっ……相変わらずだなぁこの暑さ……!」 久々に降り立ったザナラーンの地は、ギラバニアとはまた違う暑さでもってハルドメルを迎えた。 アラミゴは帝国支配下から解放され、リセ達による新しい体制作りが始まっている。基本的に戦う事以外あまり役に立...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

46.終わりの戦

「道を開きます!」「英雄殿! 先へ!」 剣戟の音。砲撃の音。エーテルが迸る術の音。「下がって!」 アラミゴ王宮の奥を目指しながらも、ハルドメルは目についた負傷兵達を庇う。「英雄殿っ……ここは大丈夫ですから……!」「駄目、立って!」 ルガディ...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

45.選択肢

黒渦団、双蛇党、不滅隊、そして神殿騎士団。それぞれの旗が掲げられた同盟軍の最前線本部となったポルタ・プレトリアを、アルフィノは感慨深く見つめる。「この光景は、君がこれまで成し遂げてきたことの結実であると、私は思うんだ」 隣に立つハルドメルに...