FF14

【完結済】やがて答えに至る道

2.まいる

「やだ、やだ、やめて……ッ」 男女がベッドの上で重なり合う姿を、否、男が女を組み伏せている光景を俯瞰的に見ている。それはオルシュファンの親友ーーハルドメル・バルドバルウィンと、オルシュファン自身の姿だ。 泣きながら懇願する彼女の手を縛り上げ...
【完結済】やがて答えに至る道

1.かえりみる

※注意書き※この話には『0話』にあたるお話がありますが、そちらはWebで公開しないため以下説明と作中説明でなんとなくお察しください・オルシュファンは胸に大怪我を負ったけどなんとか助かった。でも怪我のことがあるのでドラゴンヘッド指揮官は解任さ...
FF14

境界線にある答え【R18】

「では改めて、我が友の無事の帰還に!」「我が友と、その大事な人達の無事に!」 互いに杯を交わす。『聖ダナフェンの落涙』から作られたワインは、とこしえの絆を意味する一品だ。親友との酒の席にこれほどぴったりなものはないと、オルシュファンが取り寄...
FF14

今日もまた生きている

朝、目が覚めると、腕の中にあなたがいる。 それがどれ程幸せなことか、あなたはわかっているのだろうか。「っ……!」 全身がじとりと嫌な汗をかいている。早鐘を打つ心臓はしかし、腕の中にいる人を見れば、少しずつ穏やかになっていく。 今でも時々、夢...
FF14

そしてまた朝が来る

朝、目が覚めると、腕の中にあなたがいる。 それがどれ程幸せなことか、あなたはわかっているのだろうか。「……」 まだ夜が明けて間もない時間帯。少しずつ明るくなっていく窓の外。その光が、腕の中で眠るひとの姿を見せてくれる。 石膏のように滑らかな...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

34.次へ旅立つその前に

雪が降る中、そっと慰霊碑の前にニメーヤリリーの花と、小さく可憐なローズマリーの花を添える。草原を駆けるような爽やかな香りが鼻孔を掠めた。「しばらく帰ってこられなさそうだから、挨拶にきたよ」 そう言いながら、ハルドメルは慰霊碑の隣に腰を下ろし...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

33.幕間:懐かしき地、新しき力

「イシュガルドへ? 俺達が?」「はいでっす! 南ザナラーンに行かれたアルフィノ様達が、蛮神召喚の前にクリスタルを回収されまっした。イシュガルドから流れたものらしくて、サンクレッドさんを代表として返還に行くのでっすが……」「その護衛をってこと...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

32.希望が示す先は

今でも、その温かさを覚えている。 最初はその戦い慣れた風体と鋭い目付きから、アラミゴ難民を追い払うために雇われた冒険者なのだと思った。「あのー、すみません」「お前、冒険者か?」 隊長のメッフリッドに声をかけたその人は、第一印象とは裏腹な、穏...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

31.積み重ねられた旅路

小さなコボルド族、ガ・ブの嘆きが生じさせた、不完全なタイタン。被害を出さないためにそれを討伐して戻ると、アルフィノは心底安心した表情でハルドメルを迎えた。「あぁ、ハル……! 無事に戻ってくれたか……」「うん、もう大丈夫だよ」「ハル! よかっ...
【長編】答えはいつか、旅の果てで。

30.二人分の鼓動

邪竜の影が消え、本当の意味でイシュガルドの変革、そして竜と人との交流が始まってまだ数日。政治的な事では役に立たないだろうとは言え、何かしら手伝える雑用でもありはしないかと、ドラヴァニア雲海から戻った後ハルドメルは皆に訊ねて回った。しかしなが...